こんにちは♡
ママとこどものごきげんサロン「結」
りょうちゃん先生こと一坊寺綾子(いちぼうじりょうこ)です
ブログでは、私が見つけた「ごきげん育児のこつ」をお伝えします
今回のテーマは、①自己肯定感ってそもそもなあに?
「自己肯定感」という言葉は、一度は耳にしたことがあると思います
学校教育現場では、人権教育研修、学級経営案作成時などなど、
様々な場面でとびかう言葉です
「子どもの自己肯定感を上げるには・・・」
「自己肯定感の低い子どもは・・・」
自己肯定感が高い子どももは、落ち着いていて学力も高い
自己肯定感が低い子どもは、問題行動が多く学力も低い
といった傾向がみられると言われていました
だから、「子どもの自己肯定感をあげよう!」「なにをする?」
ほめほめワーク? あいさつ運動? ありがとうのお手紙?
私も学級担任をしていたので、こういった様々な活動を通して、
子どもの自己肯定感を上げようと試行錯誤していました
何か活動をすれば、子どもたちは喜ぶのでとても効果的です
ほめてもらえる、認めてもらえるってやっぱり嬉しい!
でも、なかなか長続きしないので毎年の課題になっていく・・・
現在、私は、5歳・3歳・2歳の3人の子どもを育てています
ママになって、子どもたちの成長を一番近くで見ながら感じたこと
「自己肯定感ってそもそも上げるものなの?」
赤ちゃんは何でも挑戦しようとします
「できない」なんてこれっぽっちも思っていない
だから、寝返りもできるようになるし、はいはいもできるようになる
思ったように動けずに、ギャーギャー泣きながらでも
腕をピンっと伸ばして頭を持ち上げようとするし
足をずりずり動かしながら前に進もうとする
「絶対できる」「私は前に進める」「ママのところにいける」
って信じて、赤ちゃんは体を動かし続けてできるようになっていく
できるって信じる→やってみる→できるまで続ける→できるようになる
これって、とっても自己肯定感が高いって言われてる状態です!
子どもたちが成長する姿を一番近くで見せてもらいながらはっと気が付きました
子どもってそもそも自己肯定感のかたまりだ!
いろいろな経験を通して、
「できる」と信じていたことに「あれっ?」ってはてな?がついてきて
「できなかった」って感情を心の中にためていく
「できなかった」が積み重なった結果、まだやっていないことに対しても
「どうせできない」って挑戦することさえもあきらめてしまう
自己肯定感が低いって言われている状態になっていくんだ!と
そもそも「自己肯定感」とは、受け入れられているって感じている状態のこと
赤ちゃんが絶対できる!って信じているのは
いつもママが抱きしめてくれたり、微笑んでくれたり、
いつも見てくれているから
うんちをしても「うんち出たね~」って優しく話しかけてくれる
泣いたら「おなかがすいたんだね ミルクあげようね」ってわかってくれる
大好きなママが側にいて、泣いても笑っても受け入れてくれている
だから、寝返りも はいはいも 歩くことも できるようになる
じゃあ、ママは?
こんなに頑張っているのに、誰も褒めてくれない
ずっと子どもの世話と家事に追われっぱなしで、一日があっという間に過ぎてく
家事、育児って当たり前にするものだと思われているので
パパのお給料で生活させてもらっているから・・・
って美容室に行くことも、ネイルなんて贅沢できない!って
我慢しているママも多いですよね
私自身も長女を出産したあとはそうでした
家事・育児を代行サービスにお願いした時にかかる費用をママの収入として考えると
なんと、ママの年収は600万円!!
福岡市の平均年収(359.3万円)を軽く超えています ※2019年度総務省発表
これだけ見ても、ママってすごい!って思いませんか?
そもそも自己肯定感はあげるものではなく、あがるもの
「わたしってすごい!」って自分で自分を認めてあげること
じゃあ、「できなかった」「かなしい」「つらい」ってときはどうするの?
これも同じです
「できなかったから くやしかったね」「かなしくてつらいんだね」って
自分が感じた感情を認めて受け入れてあげる
泣いてた子どもがママに話をきいてもらって、頭をなでてもらって
「もうだいじょうぶ」って笑顔で遊び始めるのと同じように
「できなかった」「かなしかった」って感情が
「わかってくれてありがとう」ってすーっと軽くなって消えていく
そうすると、とっても心が軽くなってあったかくなります
できた!すごい!って喜んだり嬉しかったりっていう
いわゆる陽(プラス)の感情は、自分で受け入れることってとっても簡単
できない!つらい!イライラする!って怒ったり悲しんだりっていう
いわゆる陰(マイナス)の感情は、自分でも無視したり我慢したりしがちです
でも、この感情も受け入れてあげてみてください
泣いてる子に「泣くな!!」って怒ってるようなものです
「泣くな!!」って言い続けると、いつしかその子は泣かない子になっていきます
我慢することが当たり前になって
悲しい感情を心の底にどんどん溜めていって泣けない子になってしまう
自分の感情「喜怒哀楽」すべてを受け入れて、そのまま感じてあげる
感情=ちっちゃな自分と考えて、ちっちゃな自分をかわいがってみてください
例えば、私はこんな風にちっちゃな自分(りょうちゃん)と対話しています
朝、子どもたちがダラダラしていて、保育園に遅刻しそうでイライラしている時
「あ~!イライラする!」
→「りょうちゃん、イライラしてるよね」
「そうそう、イライラしてるんだよ バタバタするものいやなんだよね」
→「りょうちゃん、バタバタするのがいやなんだね」
「そうなんだよ バタバタしたくないんだよね」
ちっちゃなりょうちゃんと対話しているうちに、
ただただイライラしていたのが、自分が何でイライラしているのかがわかってきて
「ママはバタバタしたくないから、あなたたちにもさっと準備をしてほしいんだけど」
って子どもたちに話すことができるようになります
「あぁ~イライラする!はやくしなさいっ」って自分の怒りの感情だけをぶつけたときと
「ママはバタバタするのが嫌だから、さっと準備をしてほしい」ってお願いベースで伝えたとき
どちらの方が、子どもたちに伝わりやすいと思いますか
自分の感情を感じたままに受け入れる
最初は、「〇〇ちゃん、イライラしてるね」「〇〇ちゃん、うれしいね」
って、何かを感じたときに、その感情をそのまま言葉に出して言ってみてください
あなたの中のちっちゃなあなた(感情)がどんどん喜んでいきます
そうすると、いつの間にか自己肯定感が上がっています
自己肯定感が上がるといいこといっぱい♡
これは、また次回のブログでお伝えします
ここまで読んでいただき、ありがとうございました
一坊寺綾子(いちぼうじりょうこ)
https://www.instagram.com/ichi_ryoko
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